手術からもうすぐ3年だけど、もう少し見えたいかも
あまり類を見ない、大変なレーシック手術から2年半がすぎた頃、ふとクリニックで渡されたパンフレットの中の「手術後3年を目安に、視力にご不満がおありの場合、無料で再手術をうけられます。」的なくだりがあったことを、ふと思い出しました。
フラップがめくれてよれてしまったのを、のばして元にもどしたことで、角膜の表面に通常のレーシック手術ではつかない、無数の細微なきずがつく結果になってしまいました。担当医の先生には、当時できうるベストな方法を選んでいただいたと考えますが、表面をかなりいじってしまったので、いたしかたありません。検診にも既定の回数よりかなり多く通いました。
そのことよりもなんとなーく気になっていたのは、縫っていない方の右目の視力が安定的に1.0を超えないことでした。車の免許更新の際の視力検査は、たしか両目とも0.7以上が必須だったと思いますが、その程度の視力ではレーシック手術をうけた意味がうすくなってしまいます。私の場合、術前に「視力はいかようにもできますが、老眼が始まっていることを考慮すると、1.0~よくても1.2くらいに目標設定したほうが、老眼の度もきつくなりにくいです。」と、説明をうけ、そういうことであれば1.0~1.2でお願いします、となったのです。(当時40代半ばで、針仕事の時には老眼鏡を使い始めていました。)
そこでクリニックに電話で再手術を検討したい旨をつたえ、前回担当していただいた先生に予約をとりました。先生に率直に思うところを伝え、右目の再手術が決まりました。帰り際に、手術日の予約をいれ、その日を心待ちにしました。ある意味これ以上ない経験をしたので、もう不安も怖さも全くありませんでした。
当日は前回同様に、翌日検診に備えてホテルをとりました。手術自体は片目だけということもあり、短時間で終了しました。ただフラップのめくれを防ぐために、術後当初から度の入っていない、つけたまま眠ることのできるコンタクトレンズをのせました。
余談ですが、今どきのつけたまま眠ることのできる酸素透過型のコンタクトレンズって、とても優秀です!ゴロゴロするような違和感もほとんどないですし、白目のところが充血してしまうこともありませんでした。
20代だった80年代後半に当時で言うハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ共に挑戦しましたが、朝入れて、午後の2~3時頃には目が充血してしまい、あえなく”撤退”を余儀なくされた経験がありました。ですので、この発見にはとても感動しました。
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