確定申告をして還付がある場合ホクホクですよね!
でも、確定申告って結構怖いんです!
延滞税って知ってますか?
1、確定申告の計算結果が還付ではなくて納めなければならない場合で、期日までに納めないと延滞税が発生します。
まあ、この場合、納めなければいけないことを知っていて納めなかったのですから仕方ないですね。
2、確定申告の入力や計算が間違っていて、不足分を税務署から納めてください旨連絡があった場合。
この連絡が来るのがとっても遅いため(2ヶ月ぐらいの経験あり)期日から遅れた分の延滞税が発生します。
もうその頃は、確定申告のことなんてスッキリ忘れて頭の片隅にもない頃になって、突然督促みたいなもんが来ます。
納めなければならない不足分の額は当然納めなければならないのですが、納得いかないのは、すぐに連絡してくれれば延滞税も少なくて済んだのに、なんで今頃?感がよぎります。
だって、確定申告はちゃんと期日までにしているのに・・あとからだまし討みたいに違っているんで不足分+遅れた分のペナルティ払え!
なんて具合なんですよ!
だから、違ってるんだったら早く言ってよって思いますよね。
間違った申告をしたあんたが悪い! 悪いんですけど故意ではないんです。
ちゃんとしたつもりだったのに間違えるって言うこともあるじゃないですか。
実際に経験したこと
以前、ストックオプションという勤務先の会社から与えられた株の売買益の所得を申告したときのことです。
サラリーマンでしたので確定申告は初めてでした。いままで年末調整で会社が税手続きをやってくれていたので、必要なかったのです。
この場合は、確定申告をして税金を納めなければいけないということで、初めて臨みました。
確定申告も初めてで、さらに、ストックオプションの所得税申告でしたので、税務署に行ってどうやって申告すれば?を聞きました。
株は分離課税なので、売買益の多寡にかかわらず一律その時の税率をかければ良いと聞き、家のPCで国税庁の確定申告サイトで入力して
作成しました。
(あとからわかったのですが、通常の株売買と違ってストックオプションは、給料の一部とみなされ、総合課税で申告が必要でした!)
その書類を持って、税務署の特設プレハブ庁舎でチェックしてもらったところ小さな不備があり修正を余儀なくされました。
こんなこともあろうかと、USBでデータを持っていましたので、プレハブ庁舎にあるPCで修正したいのですがと聞くと、「できません」。
えっ! どうして?
情報流出の予防措置でUSBは使えないようにしています。ですって。
使うんだったら、最初から入力し直してくださいって。ダメだこりゃ。それで家に帰って出直し。
それから、家まで3回ぐらい往復。帰って直してはプレハブでチェックしてもらって、あとここだけを直せばOKとなりました。
最後の修正をして、もうチェックも必要ないので、プレハブではなく税務署本体の提出場所に提出して完了。
(あとからわかったのですが、プレハブで提出すべきでした)
確定申告の時期は、税務署に併設されたプレハブ庁舎で職員が手とり足取り申告のやり方を手助けしてくれるのです。
これを逆手に取ってわからないふりして、しまいには職員にほとんど入力してもらっている強者もいます。
これは事実です。立ち話していたら年配の方がこっそり教えてくれました。
プレハブの特設庁舎で税務署員の方にチェックしてもらって、そこで提出&受領印を押して貰って完了です。
不足分の税と延滞税を納めて!
確定申告のやり方が間違っているので、不足分の税と、延滞税を払ってくださいという旨のお手紙が来ました。
今更何を!だって、説明どおりに記入し、何回もチェックまでしてもらってそれはないでしょー。
電話して聞いてみましたよ!
これこれ云々、チェックしてもらってOKだってなったんですよ。
電話越しに、チェックはほんとうにしてもらったんですか?と聞いてきます。
ええ、ええ、何度もしてもらったんですよ。
おかしいですね~。プレハブ庁舎でチェックしたことになっていないんですよ。
え~判るの?
今度会社の方に伺って話を聞かせてください。なんて言ってきました。
いえいえ、わざわざ来なくても、と一度丁重に断ったのですが。
仕事ですので大丈夫ですって。
なんか、未経験ゾーンになってきたぞ!
会社までインタビューに来てくれました
2時間近くかけて会社がある新宿のオフィスに2人で来ました。年配と、若造。
やっぱ電話越しよりも、フェース・ツウ・フェースのほうが意思の疎通がいいですね。
状況を説明すると、納得していただけました。
要点:
税務署に事前に行って説明を聞いた職員の名前はわかりますか?
さすがに、名前は気にもしていなかったのでわかりません。
プレハブでチェックを何度もしていただいたようですが、そちらで提出したことになっていないようですが?
いえ、最後は、プレハブではなく税務署のほうに提出しました。
そうですか、それでプレハブでチェックを受けたことになっていないのですね。
どうやら、提出する場所によって区別されているようです。
なんと、チェックをしてもらった上で提出したことが確認できたので、延滞税は免除になりました。
ですが、分離課税と総合課税の件は、説明してくださった職員の方も知らなかったようで、間違った説明だったようです。
不足分は納めなければなりませんでしたが、延滞税は払わずに済みました!!
確定申告は、プレハブ庁舎で提出すべき!!
自分で確定申告の書類を完成させても、プレハブでチェックしてもらい、提出すべきです。
この場合、もしもあとから不備で不足分を納める場合でも、延滞税は免除してもらえるかもです。
実際に経験しました。
税務署に直接提出すると、全て自分の責任になり、不足分があると延滞税からは逃げられません。
完璧にできた、あとは、提出するだけってなっても、プレハブに提出します。
ちょっと手間ですが、万が一、間違っていると損しちゃいますものね。
どこの税務署でも同じ対応なのか確かめようもありませんが、少なくとも私の住んでいるところの管轄税務署ではこのような対応でした。