手術をうけるまで
一般的にレーシックとは、エキシマレーザーによる屈折矯正手術です。
結果として眼鏡(またはコンタクトレンズ)がいらなくなることで、生活が便利に、快適に、さらに楽しくなります‼
クリニックの探し方
レーシックを受けよう!といっても、どのクリニックが良いのか、よくわかりませんよね。
私の場合、ある時ひどい結膜炎になってしまい、市販の目薬も効かないため、しかたなく
眼科を受診しました。
「目薬を出しますから、一週間くらい様子をみてください。」と言われ、それだけで
帰ってしまってはもったいない!!
「いずれレーシックを受けたいのですが、よい先生かクリニックをご存知ならお教えいただけないでしょうか。」 すると、その眼科医は「直接知っているのではないけれど、私が行っている学会で評判のよいクリニックがあります。ただし、直接の知り合いではないので、紹介状は書けません.ご自分でホームページを探してみてください。」 と言い、クリニック名をメモ用紙に書いてくれました。
自宅からですと、片道2時間ほどかかり、お世辞にも行きやすくはありませんでしたが、
こういう方法もあるので、ご参考までに。
術前・術後と複数回通院することになりますので、多少アクセスのこともお考えになることをおすすめします。
手術までの流れ
クリニックが決まったら、予約をとり適応検査を受けます。
適応検査は手術の可否を判断するもので、結果によっては、まれですが、不可になることもあるようです。
適応検査
⇓
再検査•最終検査(視野検査を含む)
⇓
手術
⇓
翌日検診
⇓
1•3•6ゕ月、1年検診~
費用はどのくらい?
3か月検診までにかかった費用は、
手術費 43万円
術前・術後の検査 1万2400円
あとは、交通費です。
手術は保険がききませんが、検査や点眼薬は保険がききます。
手術費は、安いところでは20万円~くらいのクリニックもありますが、世の中には
安い〈理由〉がある場合もありますので、値段だけで決めるのは避けましょう。
手術を受けられる年齢制限(18歳以上など)もありますが、学生さんの場合、
割安でうけられる【学割】を使って、長期の休みに受けることもあるようです。
いよいよ手術直前
適応検査や数々の検査を乗り越え、予約した手術の日がやってきました。
適応検査で手術可となった日に、手術日の予約をとり、その日を待ちわびていた私は、
「家に帰る時は、もう眼鏡がいらないんだ」と、内心ワクワクしていました。
受付をすませると、扉一枚で手術室・・・のところにある控室に案内されました。
そこで紙コップに入った水と安定剤を一錠渡され、順番を待つことになりました。
少しすると看護師さんが来て、気分が悪くないか、手術を受ける意志に変わりはないかなど
いくつか確認されます。
望んで適性検査等をうけ、いざ手術の日を迎えても、最後の最後、控室で待つ間に、
不安や恐怖感からドタキャンする方がたまーにいるそうです。
いよいよ手術!
名前が呼ばれ、いよいよ手術室へ。
手術台は、よく医療もののドラマの手術室ででてくるようなものではありません。歯医者さんの診察いすがフラットになる感じに近いと思います。
台に横たわると、まぶたを強制的にあけたままにする器具がつけられます。やがて看護師さんが、「点眼麻酔しますね~。」といいながら、片目にどぼどぼと完全にあふれているであろう勢いで角膜の表面に麻酔をかけます。
角膜の表面はなにも感じない状態であるものの、意識ははっきりしています。部屋の中はかなり暗いのですが、看護師さんなどのスタッフが周囲で動く気配が察せられます。いつもまにか担当の先生が横に来ていて、「力を抜いてリラックス(できようか!?)していてくださいね~。15分ほどで済みますのでね。」と声をかけてくれました。
「動かないでくださいね。フラップつくりまーす。」の声とほとんど同時に、点眼麻酔された目のすぐうえを器具が通りました。すぐに「フラップできましたからねー。今度は真上の赤い点を見ていてください。」数秒レーザーが照射され、片目のレーシックが終了しました。
「片方おわりましたからね~。もう少しがんばってくださーい。」看護師さんに声をかけられ、内心(お産で何時間も苦しむことに比べれば、こっちのほうが全然たいしたことないわ!!)と考えておりました。
もう片方の目も同様にして、無事に手術を終えました。
この記事【1】⇒レーシック手術※クリニック探し/費用/通院頻度【体験談】
続きは【2】⇒レーシック手術※術後当日とんでもないことに!【体験談】
【4】⇒レーシック手術※メリット/保険適用/学割/免許更新/緑内障